大相撲の来春巡業「横浜アリーナ場所」が3年連続で開催されることになり、日本相撲協会の枝川親方(元蒼樹山)と横浜アリーナの岡本祐幸社長らが5日、横浜市庁舎に山中竹春市長を訪ね、2025年4月26日(土)の開催を発表した。地方巡業としては最大…

 大相撲の来春巡業「横浜アリーナ場所」が3年連続で開催されることになり、日本相撲協会の枝川親方(元蒼樹山)と横浜アリーナの岡本祐幸社長らが5日、横浜市庁舎に山中竹春市長を訪ね、2025年4月26日(土)の開催を発表した。地方巡業としては最大規模の会場で白熱の取組はもちろん、公開稽古をはじめ初切(しょっきり)や相撲甚句(じんく)など本場所では見られない様々な催し物やグッズ販売が行われ、握手会など力士と触れあえる機会なども予定されている。

 「横浜アリーナ場所」は、横浜アリーナの自主事業としては4回目。初開催は2019年で、地方巡業では異例の約8000人もの来場者が集まり、コロナ禍による一時中断を経て4年ぶりに再開した昨年4月は相鉄・東急新横浜線の開業を記念して開催。約7000人が集まり、今年も「~日産神奈川設立記念~令和六年春巡業『大相撲横浜アリーナ場所』」として約7500人が来場、来年はビックカメラを特別協賛に迎えて行われる。

 すっかり「横浜アリーナ場所」として定着した人気イベントの開催に、枝川親方は「地方巡業には、本場所にはない催し物もありますので、ぜひ横浜アリーナに来て楽しんでください」とコメント。横浜アリーナの岡本祐幸社長も「来年も地域の皆さまの声にお応えして、地域貢献事業の一環として開催いたします。今年は海外からも多くのお客さまにご来場いただきました。本場所とは違う地方巡業の良さを感じていただき、力士の皆さまと触れ合っていただければ嬉しいです」と話した。

 チケットの一般販売は11月9日から。11月30日には横浜アリーナで特別販売する。チケットとともに予約限定で購入できる特製弁当やお土産、パンフレット付きの「横綱セット」「大関セット」「スー女セット」なども受け付ける。