バスケットボール男子日本代表で、続投が決まったトム・ホーバス監督が5日、都内で会見。2024年パリ五輪で果たせなかった8強入りのリベンジを掲げて、4年後へと向かい、「とりあえずロス(五輪)でベスト8に入りたい。レベルアップしないとよくない…

 バスケットボール男子日本代表で、続投が決まったトム・ホーバス監督が5日、都内で会見。2024年パリ五輪で果たせなかった8強入りのリベンジを掲げて、4年後へと向かい、「とりあえずロス(五輪)でベスト8に入りたい。レベルアップしないとよくないかなと思う。チームの強さ、絶対レベルアップしたい」と決意を込めた。

 パリ五輪後、比江島慎(宇都宮)、富樫勇樹(千葉J)らベテラン勢は今後の代表活動について、熟考して行く姿勢を示していたが、ホーバス監督は「彼らの経験は必要。今回の合宿は(今後について彼らと)話しはしたい」と語った。

 今回の続投決断については、まず五輪に出た選手と電話で話し合い、その後、日本協会に正式に返事を出したという。日本協会の三屋裕子会長は、「個人的には、五輪前から次もトムで行きたいと思っていた。もうちょっと時間があったら、もっといいチームを作るだろうなというのがあったので、トムにはもう少し時間をあげたかったのもある。それから私も(まだホーバス体制で)見たかったのもある。正直ずっとドキドキしていた。正式にオファーしてから1か月半くらい経って、断られたらどうしようというのはずっと頭にあった」と話した。