大相撲・九州場所(10日初日、福岡国際センター)へ向けた時津風一門連合稽古が5日、福岡・志免町の時津風部屋で行われた。関脇・霧島(音羽山)は、出稽古に訪れた大関・豊昇龍(立浪)らと25番の相撲を取り15勝。「ギリギリ勝ち越した。ここから稽…
大相撲・九州場所(10日初日、福岡国際センター)へ向けた時津風一門連合稽古が5日、福岡・志免町の時津風部屋で行われた。関脇・霧島(音羽山)は、出稽古に訪れた大関・豊昇龍(立浪)らと25番の相撲を取り15勝。「ギリギリ勝ち越した。ここから稽古したい」と満足せず。最後は豊昇龍と7番連続で一進一退の攻防を繰り広げ、3勝4敗。充実した稽古を終えて「しっかり力を出そうと思っていた」とうなずいた。時津風一門連合稽古については「一門には三役(大栄翔、若元春、正代)もいる。ここでしっかりやろうと思っていた」と話した。
昨年は九州場所で優勝。“連覇”がかかるが、「ケガしないようにやりたい」と淡々。13勝以上あげれば大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に到達する。大関復帰は以前から目標にしているが、「頭にはあるけれど、あまり考えると体がダメになる。目の前の一番に集中することが大事」と話した。