フィギュアスケート女子で昨季のGPファイナル6位の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が5日、3位に入ったフランス杯から羽田空港に帰国した。「メンバーを見て、出発前は表彰台に乗れるかなという感じだった。だからこそ自分のベストを尽くしたい…
フィギュアスケート女子で昨季のGPファイナル6位の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が5日、3位に入ったフランス杯から羽田空港に帰国した。「メンバーを見て、出発前は表彰台に乗れるかなという感じだった。だからこそ自分のベストを尽くしたいと意識をシフトできた。このメンバーでの3位は頑張ったと思う」とうなずいた。
フランス杯はショートプログラム(SP)で大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を降り、今季世界最高を出したアンバー・グレン(米国)が優勝した。「エキシビでの練習でもトリプルアクセルを降りてて、どういうことだろうな?と」。驚きを振りつつ、「体質が違うのもあるけど、私は私なりにすごくモチベーションが上がった。私はトリプルアクセルも4回転も選択肢としては見てるけど、それを武器にしたいから、アンバーぐらい武器にする何か手があるんじゃないか。それがモチベーション」と大きな刺激になったという。
アンバー・グレンとはGP第6戦・中国杯(22日開幕)でも激突する。「すごい強敵ですけど、一緒に出られてうれしいです」と対戦を心待ちにした。