フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・フランス大会で3位に入った女子の住吉りをん(オリエンタルバイオ・、明大)が5日、羽田空港に帰国し、取材に応じた。 自身今季GP初戦から表彰台に乗り、好スタート。合計得点は、国際大会で初…

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・フランス大会で3位に入った女子の住吉りをん(オリエンタルバイオ・、明大)が5日、羽田空港に帰国し、取材に応じた。

 自身今季GP初戦から表彰台に乗り、好スタート。合計得点は、国際大会で初めて200点を超え、自己ベストを更新した。「メンバーを見て、出発前は『表彰台に乗れるかな?』っていう感じだったので、だからこそ『自分のベストを尽くしたい』っていう方に意識をシフトできた。このメンバーでの3位は、すごい頑張ったなと思う」と喜んだ。

 今大会を制したのはアンバー・グレン(米国)で、住吉も習得を目指しているトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に、圧倒した。間近で大技を操る選手を目にし、モチベーションもアップ。トリプルアクセルのコツも教わったようで、「私は、トリプルアクセルも4回転もどっちも選択肢として見てるけど、(その中で)アンバーくらい自分の武器にする手は何かあるんじゃないかと思う」と話した。

 次戦はGP第6戦・中国杯に出場する。最終戦で、GPの成績上位6人だけが出場できるGPファイナル(12月・フランス)への進出選手が全て決まる大会になる。