阪神の粟井一夫球団社長が5日、甲子園で取材に応じ、ポスティングシステムでメジャーに挑戦する青柳について「ずっと話してきた。ケースバイケースで認めるというのがうちの方針。基本は認めないけど、ずっとうちのためにやってきてくれた。頑張ってほしい…

 阪神の粟井一夫球団社長が5日、甲子園で取材に応じ、ポスティングシステムでメジャーに挑戦する青柳について「ずっと話してきた。ケースバイケースで認めるというのがうちの方針。基本は認めないけど、ずっとうちのためにやってきてくれた。頑張ってほしい」と青柳の背中を押した。

 またFA権を保有する4選手についても言及した。この日から権利行使の手続きがスタート。阪神では大山、坂本、原口が権利を保有するなか、「下交渉はずっとやっている。全力で残ってもらいたい」と力を込めた。一方で「権利やから尊重しないといけない。『あかんで』とは言わないけど、戦力として期待している」と話し、現時点での申請は「まだ聞いていない」と明かした。

 また、他球団も動向を注視する大山について過度なマネーゲームゲームになった場合の対応について聞かれると、「ある程度は頑張らないと。いけるところまでいきますけど」と説明した。

 今後のFA、外国人選手の補強については「いい選手が出てくれば。FAと外国人はセットで考えている。補強ポイントの人が出てくれば考えます。今の時点では何も動きはない」と明かした。