ソフトバンクは5日、和田毅投手(43)が今季限りで現役引退することを発表した。午後5時から引退会見を行う。ダイエー入団選手では最後の現役選手、また、“怪物”松坂大輔の同学年、いわゆる“松坂世代”では最後の現役選手だった。 一部では現役続行…
ソフトバンクは5日、和田毅投手(43)が今季限りで現役引退することを発表した。午後5時から引退会見を行う。ダイエー入団選手では最後の現役選手、また、“怪物”松坂大輔の同学年、いわゆる“松坂世代”では最後の現役選手だった。
一部では現役続行と伝えられていただけに、SNSの反響も大きく「ひとつの時代が終わったように感じる」、「最後の砦が」と感傷的な声も。また、松坂大輔、杉内俊哉、藤川球児ら好投手がいた世代ながら200勝投手が出なかったことに「松坂世代から200勝は出なかったということになるのか」との驚きの声もあがっていた。
和田は2002年に早大からダイエーに入団。ルーキーイヤーの03年には14勝5敗、防御率3・38で新人王に輝き、チームの日本一にも貢献した。2010年には17勝を挙げ、最多勝とMVPを獲得。メジャー挑戦を経て、16年にソフトバンクに復帰すると、同年15勝をマークし、2度目の最多勝に輝いた。現役21年間で日米通算165勝をマークした。
今季は怪我の影響もあり、8試合に登板。2勝2敗3ホールド、防御率3・76だった。