◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 第4節第2日 サントリー 3(25―20、25―18、25―20)0 東京GB(4日、東京・有明アリーナ) 昨季Vリーグ覇者のサントリーが、東京GBをストレートで下し、今季3勝目(3敗)を飾った。一方の…

◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 第4節第2日 サントリー 3(25―20、25―18、25―20)0 東京GB(4日、東京・有明アリーナ)

 昨季Vリーグ覇者のサントリーが、東京GBをストレートで下し、今季3勝目(3敗)を飾った。一方の東京GBは連勝が5で止まり、今季3敗目(5勝)を喫した。サントリーは今季加入したパリ五輪日本代表の高橋藍が開幕6戦目で初めてベンチ登録外となったが、初先発のアレクサンデル・シリフカがチーム2位の16得点の攻守で活躍し、POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選出された。

 パリ五輪銀メダルのポーランド代表で新加入のシリフカは、日本のファンにあいさつ代わりの活躍に「昨日から非常に多くの方が会場に来てくれて、きょうは最高の雰囲気の中で勝つことができて非常にうれしく思います」と感謝を込めた。

 3日の東京GBとの一戦は、2―3で競り負けていた。即日でリベンジを果たし、セッターの大宅真樹は「昨日のすごく悔しい敗戦から、きょうはチーム全員が切り替え、今、やれることにフォーカスして戦った結果。成長を感じた。修正能力は持っているチーム」と1時間40分の快勝に胸を張った。昨季はVリーグで優勝したが、今季は開幕2連敗でスタート。反省を胸に、今節は連敗を避けたことが大きく「どのチームもメンバーが変わり、全く違うリーグになっている。自分たちの頭から『前年度優勝チーム』というのは早く消さないと、今季は厳しい戦いになる」と自戒を込めた。

 9日、10日の第5節はリーグ8位の東レ静岡(静岡・香陵アリーナ)と敵地で顔を合わせる。大宅は今節リーグデビューのシリフカとのコンビに手応えを感じており「プレーに関してはこの2試合で信頼度はかなり上がったし、コンビを合わせていないとはいえ、決定率もすごく高いものが残せている。これからシリフカ選手ともコンビネーションを構築してければ、もっと強いサンバーズが見せられる」。勢いをもって敵地に向かう。