J2のジェフユナイテッド千葉が早くも来季のユニフォームデザインを発表した。その可愛らしさのあるデザインとともに“演出法”が話題となっている。 千葉はデンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)と2025年も引き続きサプライヤー契…
J2のジェフユナイテッド千葉が早くも来季のユニフォームデザインを発表した。その可愛らしさのあるデザインとともに“演出法”が話題となっている。
千葉はデンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)と2025年も引き続きサプライヤー契約を結ぶ。そしてクラブの本拠地「フクダ電子アリーナ」の開業20周年を記念するデザインとなった。
2005年に開業した通称・フクアリは、屋根付きの地域密着型スタジアムとして親しまれてきた。ただ、当初のスタジアムの建設計画として、ゴール裏スタンドの「屋根なし、立ち見」が検討されていたところ、サポーターを中心に「全スタンド屋根付き、全イス席」への署名運動が行われて実現したという歴史を持つ。そのサポーターの想いで架けられたフクアリの屋根を新ユニフォームの大きなデザインモチーフに採用。特徴的な屋根の形状をジェフアーガイル柄として胸と背に配置した。
そして、この新ユニフォームをクラブは公式エックス(旧ツイッター)が“演出付き”で発表した。その特製映像は、フクアリの中央部分からビッグサイズの黄色のユニフォームが登場し、最後に屋根の模様が浮き上がって胸部分に“合体”するというもの。サプライヤーのヒュンメルは、公式エックスで「音声ありで見てもらいたいんですが、最後にWIN BY ALLのコールが入っています。フクアリでみんなで勝とうぜってユニフォーム」との説明を付け加えている。
■「演出かっこよ!」
この千葉の来季のユニフォームの演出映像に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「すごい演出きた」
「演出かっこよ!」
「エヴァっぽい演出だな」
「演出がお洗濯のCM」
「ユニフォームでかくね?」
Jリーグのオリジナル10の一員である千葉だが、今季でJ2在籍14年目となっており、J1舞台から長く遠ざかっている。その今季もレギュラーシーズンは残り1試合のみで、J1昇格プレーオフ圏内ギリギリの6位となっている。11月10日の最終節は、現在5位のモンテディオ山形が相手。勝利すれば6位以上が確定するが、引き分け以下で7位転落の可能性がある。この来季の新ユニフォーム発表を、最終節の勝利、そしてプレーオフへの追い風にしたいところだ。