「プロレス・新日本」(4日、エディオンアリーナ大阪) SANADAが衝撃のヒールターンだ。所属するジャスト5ガイズを裏切り、ウォードッグス入りを果たした。 第4試合で海野翔太との一騎打ちに敗れたSANADAにバックステージで外道が近づき、…

 「プロレス・新日本」(4日、エディオンアリーナ大阪)

 SANADAが衝撃のヒールターンだ。所属するジャスト5ガイズを裏切り、ウォードッグス入りを果たした。

 第4試合で海野翔太との一騎打ちに敗れたSANADAにバックステージで外道が近づき、何ごとかをささやくとかどわかしていったのが、裏切りの布石だった。

 セミで行われたIWGPグローバル選手権試合では、王者でウォードッグスのデビッド・フィンレーにジャスト5ガイズのタイチが挑戦。SANADAもタイチのセコンドについていたが、タイチが必殺のブラックメフィストを決めてカバーに入ると、カウント2で場外のSANADAがレフェリーの脚を引っ張り妨害した。

 場内が騒然となる中、SANADAがゆっくりと上着を脱ぐと、下にはウォードッグスのタンクトップが。大ブーイングの中、フィンレーは外道が背後から殴打したタイチにオーバーキルを決め、23分22秒、片エビ固めでゆうゆうと3カウントを奪った。

 SANADAは笑みを浮かべるとリングインし、フィンレー、外道とサインを作って手を合わせ、タイチにデッドフォールで追い打ちを食わせると、ブーイングをあおってみせた。

 フィンレーはG1クライマックス公式戦と準決勝で連敗した辻陽太を呼び込み、1・4東京ドーム大会で挑戦してくるよう要求。辻も「よく逃げなかったな!要するに俺にリベンジしたいんだろ?その要求受けてやる。1・4東京ドームでこのベルトをかけて俺と戦え。フィンレー!覚悟はいいか?」と上から目線で受諾し、バックステージでも「それがオマエのやり方か?毎回毎回みっともねえことしかしねえな」と、SANADAを引き入れたことを非難しつつ、「ドームで恨みを晴らしてみろ」と、またしても上から目線で通告していた。