阪神・藤川球児新監督(44)が4日、関西テレビ「newsランナー」に高知・安芸から生出演した。秋季キャンプは“球児フィーバー”で大盛況。紅白戦が行われた3日には近年では最多の約6300人がスタンドを埋めた。野球振興に積極的な指揮官は「たく…
阪神・藤川球児新監督(44)が4日、関西テレビ「newsランナー」に高知・安芸から生出演した。秋季キャンプは“球児フィーバー”で大盛況。紅白戦が行われた3日には近年では最多の約6300人がスタンドを埋めた。野球振興に積極的な指揮官は「たくさんのファンの方にきてもらって感謝しています」と満足顔を浮かべた。
今キャンプのテーマを「没頭」に設定した秘話も明かした。スタジオではデイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏が出演。同氏が30歳を越えて秋季キャンプに参加した翌年に打撃タイトルを獲得したと明かすと、藤川監督は「糸井さんから食事の席でその話を聞いた。それだけ集中している選手がいたんだと思った」とキャンプのテーマ「没頭」に決めるきっかけになったと明かした。スタジオの糸井氏は照れ笑いを浮かべ恐縮しきりだった。
また、佐藤輝を「打球の質が違う。守備練習でも集中している。しっかりやってくれると信じている」と信頼。紅白戦で組んだ「2番・佐藤輝」については「小谷野打撃コーチと上本打撃コーチがそれでいこうとなれば考えたい」とシーズン中の可能性に踏み込んだ。
今季7勝にとどまった村上の現状についても言及。安藤投手コーチがブルペンでの投球練習を見て「シーズン中より数倍いい」と声を上げたことを明かし「疲労もあったと思う。疲労とコンディションをコントロールしながらやっていきたい」と今後を見据えた。