第103回全国高校サッカー選手権宮崎県大会は2日、新富町のいちご宮崎新富サッカー場で決勝があった。日章学園が5―0で宮崎第一を破り、3年連続18回目の優勝を果たした。日章学園は12月28日から首都圏で開催される全国大会に出場する。 宮崎第…
第103回全国高校サッカー選手権宮崎県大会は2日、新富町のいちご宮崎新富サッカー場で決勝があった。日章学園が5―0で宮崎第一を破り、3年連続18回目の優勝を果たした。日章学園は12月28日から首都圏で開催される全国大会に出場する。
宮崎第一の粘り強い守備で、前半を0―0で折り返した日章学園は後半14分、J2ベガルタ仙台への加入が内定しているMF南創太選手(3年)が蹴ったコーナーキックから、MF吉崎太珠選手(1年)が押し込み先制。吉崎選手は後半19分にもロングスローからの混戦で2点目をあげた。
英プレミアリーグ・サウサンプトン入りが内定しているMF高岡伶颯(れんと)主将(3年)は後半37分にチーム4点目を決めると、終了間際にもハーフウェーライン近くから次々と相手選手をドリブルでかわし、そのままゴールを決めた。
原啓太監督は「前半苦労したが、選手がじれずに一生懸命やってくれた。全国では2年連続初戦敗退しているので、初戦に全ての力を注げるよう準備したい」。高岡主将は「全国大会は20得点を目指して自分に重圧をかけ、勝利につながるゴールをあげて全国優勝したい」と語った。(中島健)