サッカーJ2・ファジアーノ岡山は3日、第37節のホーム最終戦で藤枝と対戦し、2―0で勝利した。通算成績は17勝13分け7敗となり、勝ち点を64に伸ばした。この結果、1試合を残して6位以上が確定し、J1昇格をかけたプレーオフ進出が決まった。…
サッカーJ2・ファジアーノ岡山は3日、第37節のホーム最終戦で藤枝と対戦し、2―0で勝利した。通算成績は17勝13分け7敗となり、勝ち点を64に伸ばした。この結果、1試合を残して6位以上が確定し、J1昇格をかけたプレーオフ進出が決まった。ファジアーノがプレーオフに進むのは2シーズンぶり。
前半は右サイドを中心に攻めたが、藤枝の守備を崩せず無得点で折り返した。後半17分、FW一美和成に代え、FWルカオを投入すると攻撃が活性化。同22分、FWルカオが前線でボールを奪うと、FW岩渕弘人が3試合連続となるゴールを決めた。さらに、その3分後、コーナーキックからMF田部井涼がヘディングで決め2点目。その後は藤枝の攻撃をしのぎ切った。
この日は、サポーターら約1万2千人が来場し、シティライトスタジアムはチームカラーの「ファジアーノレッド」に染まった。
木山隆之監督はサポーターの後押しに「選手が躍動してくれた」と感謝。「プレーオフ以上は決まったが、残り1試合を勝ちきりたい」と話した。
最終節は10日、アウェーで鹿児島と対戦する。(上山崎雅泰)