岡山県高校駅伝競走大会(県高校体育連盟など主催)が3日、井原市の井原運動公園陸上競技場を発着点にあり、男子、女子ともに倉敷が優勝した。倉敷の優勝は、男子が47年連続47回目、女子は初。ともに12月に京都市である全国大会に出場する。 男子は…

 岡山県高校駅伝競走大会(県高校体育連盟など主催)が3日、井原市の井原運動公園陸上競技場を発着点にあり、男子、女子ともに倉敷が優勝した。倉敷の優勝は、男子が47年連続47回目、女子は初。ともに12月に京都市である全国大会に出場する。

 男子は20チームが7区間42.195キロで争い、倉敷は2区(3キロ)を除く6区間で1位。2位の玉野光南に9分以上の差をつけて圧勝した。1区(10キロ)の首藤海翔選手(2年)は、「(自分の区間を)1位でゴールすることを目標にしていたので、良かった」と話した。全国大会について「長い区間を任されると思うので、いい流れで(タスキを)渡したい」。大倉凰来主将(3年)は、女子の初優勝に「ともに優勝できて良かった」と話した。

 15チームが5区間21.0975キロで競った女子。昨年優勝の興譲館が1区(6キロ)で区間賞をとったが、倉敷は2~5区で区間賞の走りを見せた。倉敷はトップの興譲館と7秒差まで迫って、2位で5区(5キロ)の南條愛歩選手(2年)につないだ。南條選手は5区で興譲館に逆転し、1位でゴールを決めた。南條選手は「(タスキをもらったとき)1位との差にいけると思った」と語った。井口市郎監督は「チームに底力がついてきた」と躍進を振り返った。(水田道雄)

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 ◆上位の記録

 【男子】(1)倉敷2時間6分25秒(2)玉野光南2時間15分51秒(3)岡山商大付2時間16分19秒

 【女子】(1)倉敷1時間12分22秒(2)興譲館1時間13分52秒(3)岡山操山1時間17分14秒