◆プロボクシング 第81回東日本新人王決勝 フェザー級(57・1キロ以下)4回戦 〇北本慶伍 (判定) 江田葵一●(3日、東京・後楽園ホール) フェザー級は北本慶伍(三迫)が江田葵一(KG大和)に判定勝ち。27歳の誕生日に東日本新人王のタイ…

◆プロボクシング 第81回東日本新人王決勝 フェザー級(57・1キロ以下)4回戦 〇北本慶伍 (判定) 江田葵一●(3日、東京・後楽園ホール)

 フェザー級は北本慶伍(三迫)が江田葵一(KG大和)に判定勝ち。27歳の誕生日に東日本新人王のタイトルを獲得した。

 戦績は北本が4戦全勝(3KO)、24歳の江田が2勝(1KO)1敗。

 北本は積極的に前に出て、ワンツーを打ち込んだ。江田はボディー攻撃で反撃するも、174センチと身長では4センチ上回る北本が打ちおろしの右で相手の足を止める。決定打こそ奪えなかったが、ジャッジ3人ともに39―37で北本を支持した。

 ゴング前から「誕生日おめでとう~」という声がかかるなど、大声援に背中を押された27歳。試合に向けては「どうやってパンチ当てるか、パンチを当てるまでの組み立てをどうするかを考えて練習してきた」というだけに「自分的には納得のいく試合ができなかった」と振り返った。それでも、誕生日を勝利で飾れたことには「とりあえず勝てて、いい日にできたかな」と話した。次は12月の全日本新人王決勝戦。「東を取るだけじゃ、何にもならない。全日本を取りたいです」と、さらに前を向いた。