今年の龍馬賞(主催・龍馬賞基金)の受賞者が1日発表され、パリ五輪レスリングでいずれも金メダルの桜井つぐみ選手(23)と清岡幸大郎選手(23)、パリパラリンピックの車いすラグビー金メダルの池透暢選手(44)、女子円盤投げ銀メダルの鬼谷慶子選…

 今年の龍馬賞(主催・龍馬賞基金)の受賞者が1日発表され、パリ五輪レスリングでいずれも金メダルの桜井つぐみ選手(23)と清岡幸大郎選手(23)、パリパラリンピックの車いすラグビー金メダルの池透暢選手(44)、女子円盤投げ銀メダルの鬼谷慶子選手(29)の4人が選ばれた。

 社会、文化、教育、スポーツなどの分野で活躍した県内の個人や団体に贈られ、今年で39回目。県内の報道機関11社が選考し、「地道な努力と研鑽(けんさん)を積み重ね、世界最高の舞台で栄冠を勝ち取る姿は、多くの県民に勇気や感動を与えた」と理由を説明した。池選手は2016年に続き2度目の受賞。

 高知県庁で1日あった記者発表には桜井選手が同席した。「高知の偉人の名を冠した賞を頂けたのは意味がある。子どもたちが夢をもって世界に羽ばたきたいと思ってくれたら一番うれしい」と語った。(蜷川大介)