◆りそなB2リーグ▽第6節 ベルテックス静岡63-87福井(2日・ 静岡県武道館) ベルテックス静岡が今季B3から昇格した福井に63―87で敗れ、連勝は3でストップした。序盤から相手の厳しいディフェンスにターンオーバー(TO)を連発。第2ク…
◆りそなB2リーグ▽第6節 ベルテックス静岡63-87福井(2日・ 静岡県武道館)
ベルテックス静岡が今季B3から昇格した福井に63―87で敗れ、連勝は3でストップした。序盤から相手の厳しいディフェンスにターンオーバー(TO)を連発。第2クオーター(Q)途中には11連続失点を食らうなど、今季最多24点差で完敗。リベンジを懸けて3日に福井と再戦する。
相手の術中にまんまとはまった。ベルテックス静岡が福井の前からの重圧に屈してミスを連発。ボールを失い、走られてレイアップで失点を重ねた。森高大ヘッドコーチ(HC、35)は、「きょうはハーフコートに運べず、簡単なバスケでリードされてしまった」と、敗因を挙げた。
攻守にいいところがなかった。TOが相手12に対してベルテ18。ここまでリーグリバウンド数2位を誇っていたチームが、38―47と制空権も奪われ、得点も今季ワースト2位の63点にとどまった。敵地3戦全敗中だった福井に初勝利を献上。しかも、今季最多得点差の24点差で完敗だった。
大敗の中にも、収穫はあった。昨季富山でプレーし、10月29日に来日、1日に新契約したジョナサン・ウィリアムズ(29)が、チーム最多13得点をマーク。「ある程度はできた。もっとプレーを証明していきたい」と、手応え。森HCも「いい仕事をしてくれた」と評価した。7戦ぶりにけがから復帰のPG陳岡燈生(とおい、23)は11分46秒プレーしてTOはなかった。
切り替えて第2戦に臨む。「フィジカル差は、うちが売りにするところ。そこでやられたのは反省しないといけない。あしたは勝ちたい」と、指揮官。ホームで同一カード連敗は許されない。(塩沢 武士)