宮城・東松島市出身の楽天大内誠弥投手(18)が2日、2軍の先発ローテーション定着を来季の目標に掲げた。191センチ、84キロを誇る大型右腕は、日本ウェルネス宮城から23年ドラフト7位で入団。高卒同期の坂井、日当はシーズン最終盤に1軍デビュー…
宮城・東松島市出身の楽天大内誠弥投手(18)が2日、2軍の先発ローテーション定着を来季の目標に掲げた。191センチ、84キロを誇る大型右腕は、日本ウェルネス宮城から23年ドラフト7位で入団。高卒同期の坂井、日当はシーズン最終盤に1軍デビューしたが、焦りはない。「来年はまずファームで1年間ローテーションを守って、チャンスがあれば1軍でも投げられるようにしたい」。自分のペースで前に進む。
上々のスタートを切った。1年目はイースタン・リーグ10試合に登板し、0勝1敗、防御率3・82。「大きなけがもなく、自分の思ったよりは試合も投げられたので、そこは良かった」。一方、プロの打者から空振りをなかなか奪えなかったという課題も出た。「来年は真っすぐの質をもっと上げて空振りを取れるボールにするということと、変化球で三振を狙っていくような球をもっと投げたい」とレベルアップを誓った。
今秋は体作りに注力。ウエートトレーニングはもちろん、食事量も意識的に増やし、体重を80キロ台後半にして来年2月の春季キャンプを迎えることを目指している。それにより現在148キロの最速も「150キロ、アベレージでは145キロとかまで上げたい」。より力強さを増し、2年目はさらに飛躍する。【山田愛斗】