【アルゼンチン共和国杯／前日オッズ】上位割れる今年は2、3人気勝ちパターンか　「3人気以内同士のワンツー1回」で伏兵2着に警戒

JRAは2日、第62回アルゼンチン共和国杯（GII、芝2500m）の前日最終オッズを発表した。待望の重賞タイトルを狙うクロミナンス（牡7、美浦・尾関知人厩舎）が単勝3.7倍で1番人気、新潟記念2着のセレシオン（牡5、栗東・友道康夫厩舎）が単…

JRAは2日、第62回アルゼンチン共和国杯（GII、芝2500m）の前日最終オッズを発表した。

待望の重賞タイトルを狙うクロミナンス（牡7、美浦・尾関知人厩舎）が単勝3.7倍で1番人気、新潟記念2着のセレシオン（牡5、栗東・友道康夫厩舎）が単勝4.6倍で2番人気。

以下、サヴォーナ（牡4、栗東・中竹和也厩舎）が単勝6.0倍で3番人気、ショウナンバシット（牡4、栗東・須貝尚介厩舎）が単勝8.2倍で4番人気,、ミクソロジー（牡5、栗東・辻野泰之厩舎）が単勝9.9倍で5番人気と、ここまでが10倍以下。

◆【アルゼンチン共和国杯2024予想／追い切り診断】打倒クロミナンス一角に「S」の最高評価　「スイスイ登坂」で気配上昇、重賞初Vへ意欲

■今年は“1人気以外”勝ちパターンか

過去10年、3番人気以内が【9.1.8.12】と人気サイドが強い本レース。今年はクロミナンスが3.7倍と1頭に人気が集中している状況ではない。1番人気が単勝3倍だった年が5回あり、その際の成績は、1番人気【1.1.0.3】、2番人気【2.0.0.3】、3番人気【1.0.4.0】という結果。上位2頭対決では2番人気が優勢だ。3番人気は3着が多いが複勝率100.0％。ここはセレシオンに軍配も、サヴォーナを中心視してもおもしろそう。

人気サイドが強いものの、3番人気以内同士のワンツー決着が10回中1回のみで、2着には4番人気以下が絡むことが多い。4～7番人気で単勝7.0～29.9倍以下のゾーンは【1.8.1.29】。このうち、距離短縮組と500ｍ以上の距離延長組に限ると【0.4.0.9】2着率は30.8％と、狙いが定まる。前走タイランドC（例年の丹頂Sと同条件）のハヤヤッコとショウナンバシット、ケフェウスS5着のマイネルメモリーを2列目に置いて好配当を狙っても。

馬連は（4）クロミナンス－（14）セレシオンが8.6倍、3連複は（4）クロミナンス－（13）サヴォーナ－（14）セレシオンが15.5倍、3連単は（4）クロミナンス→（14）セレシオン→（13）サヴォーナが48.5倍で1番人気。上位3頭同士が連対していない3連単は（4）クロミナンス→（10）マイネルウィルトス→（14）セレシオンの組み合わせで109.4倍となっている。