サウジアラビアRCで無傷の2連勝を飾ったアルテヴェローチェ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)は次戦に予定する朝日杯FS・G1(12月15日、京都競馬場・芝1600メートル)で武豊騎手=栗東・フリー=とコンビを組むことが11月2日、…

 サウジアラビアRCで無傷の2連勝を飾ったアルテヴェローチェ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)は次戦に予定する朝日杯FS・G1(12月15日、京都競馬場・芝1600メートル)で武豊騎手=栗東・フリー=とコンビを組むことが11月2日、分かった。管理する須貝調教師が明らかにした。

 同馬は武豊騎手が手綱を執り、7月27日の札幌で新馬を快勝。続くサウジアラビアRCは同週の凱旋門賞に騎乗していたため、佐々木大輔騎手=美浦・菊川正達厩舎=とのコンビで大外一気の差し切り勝ち。一躍、G1での主役候補に浮上している。須貝調教師は「もともと、武豊騎手が騎乗していた馬ですし、素質を評価してくれています」と期待を寄せた。

 武豊騎手にとって、朝日杯FSは22度目の挑戦で初制覇だったドウデュースの2021年以来、2勝目を狙うことになる。