長野県高校駅伝競走大会が1日、大町市運動公園陸上競技場発着で行われ、男子(7区間42・195キロ)は昨年全国優勝を果たした佐久長聖が2時間5分11秒で27連覇を達成。女子(5区間21・0975キロ)は昨年全国5位の長野東が1時間9分2秒で…

 長野県高校駅伝競走大会が1日、大町市運動公園陸上競技場発着で行われ、男子(7区間42・195キロ)は昨年全国優勝を果たした佐久長聖が2時間5分11秒で27連覇を達成。女子(5区間21・0975キロ)は昨年全国5位の長野東が1時間9分2秒で18連覇を果たした。両校は12月22日に京都市で開かれる全国大会に出場する。

 男子の佐久長聖は大会記録を出した昨年より1分44秒遅れた。高見沢勝監督は「物足りないところはあるけど、まあまあかな」。記録会が近い主力選手は目標タイムを少し抑えていたという。「都大路」の目標は初の連覇。浜口大和主将(3年)は「狙えるところにいると思う。去年優勝したからこそ得られた挑戦できる権利なので、貪欲(どんよく)に狙っていきたい」と話した。

 女子の長野東は歴代2位の好タイムだった。3区(3キロ)の川上南海(1年)が9分18秒、4区(3キロ)の今井玲那(1年)が9分26秒と、いずれも区間新記録の走りを見せた。2022年の全国優勝を経験した窪田舞主将(3年)は「都大路には本番の強さが必要。さらにチームで高め合っていきたい」と語った。(菅沼遼)