米大リーグ選手会は1日(日本時間2日)、FA選手144人を発表。球団の選択権を拒否された8選手を除く136人の名前を公表した。 4年ぶりワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースからはテオスカー・ヘルナンデス、キケ・ヘルナンデス、ウォーカー…
米大リーグ選手会は1日(日本時間2日)、FA選手144人を発表。球団の選択権を拒否された8選手を除く136人の名前を公表した。
4年ぶりワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースからはテオスカー・ヘルナンデス、キケ・ヘルナンデス、ウォーカー・ビューラー投手ら8人が申請。大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオに負けない存在感を示したT・ヘルナンデスは自己ベストの33本塁打、同2番目の99打点をマーク。チームではいずれも大谷に次ぐ数字を残した。来季以降の年俸は1年平均2500万ドル(約37億5000万円)とも予想されている。
ユーティリティ選手としてけが人続出のチームを支え、球団屈指の人気を誇るK・ヘルナンデスと右肘手術から復帰したビューラーはいずれもポストシーズンの活躍でさらに評価を高め、球団との交渉が注目される。
日本勢はアストロズから菊池雄星投手が、メッツから藤浪晋太郎投手がリストに名を連ねた。今季が3年3600万ドル(約54億円)の契約の最終年だった菊池はブルージェイズで開幕を迎え、7月にアストロズへ移籍。9勝10敗、防御率4・05で昨季の11勝&防御率3・86を上回ることはできなかったが、アストロズ移籍後は10登板、5勝1敗、防御率2・70と結果を残し、さらなる大型契約が期待される。
米球界2年目の藤浪はメッツと1年335万ドル(約5億円)プラス出来高85万ドル(約1億3000万円)の好条件で合意したが、メジャーに昇格することなくシーズンを終えた。3Aでの最終成績は29登板、1勝2敗1セーブ、7ホールド、防御率6・68。33イニングを投げて38三振を奪う一方で36四死球。メジャー契約を勝ち取ることができるか。