「日本選手権オートレース・SG」(1日、川口) 地元SGに出走中の人気オートレーサー・森且行(50)=川口・25期=が、3日目2Rの予選で3着に入り、3日間の平均得点が5・3点(3走で16点)となり、4日目の最終予選に勝ち上がった。 レー…

 「日本選手権オートレース・SG」(1日、川口)

 地元SGに出走中の人気オートレーサー・森且行(50)=川口・25期=が、3日目2Rの予選で3着に入り、3日間の平均得点が5・3点(3走で16点)となり、4日目の最終予選に勝ち上がった。

 レースは鐘ヶ江将平(飯塚)と松尾啓史(山陽)が1、2番手を走ったが、若井友和(川口)が3周3角で2車をまとめて差して快勝。森は4番手で機をうかがい、6周3角で松尾に突っ込まれて流れた鐘ヶ江を最終4角で差して僅差で3着に浮上した。

 「2日目のレース後、下周りをやってシリンダー、ロッド、ピストンを交換しました。少し良くなったけど、全体的にそこまでは…。人を抜くには手前が足りない。ヘッド周りを扱います。あとはスタートが下手過ぎる。対策をしているんですが、他の対策を考えます。4日目は一日中雨でしょう。タイヤ選びと空回りしないよう気をつけます」とコメントした。

 4日目の最終予選に勝ち上がった64人のうち、準決勝戦に進出できるのは、4日間の平均得点上位32人。ボーダーラインを6点(4走で24点)と想定すると、目下3走で16点の森は2着(8点)以内が目安。3着なら他の選手の成績待ちとなる。

 森の復帰後4回のSG成績は準々決勝戦進出が1回で、他の3回は予選落ち。5回目の挑戦で初の準決勝戦進出なるか注目される。※予選の得点は1着10点、2着8点、3着6点、4着5点、5着4点、6着3点、7着2点、8着1点。