さいたま市のさいたま新都心駅周辺で国際自転車レース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が11月2日に開催されるのを前に、同大会で優勝経験がある元選手で、アンバサダーのマルセル・キッテルさん(36)が31日に同市立大宮保育園で園児と…

 さいたま市のさいたま新都心駅周辺で国際自転車レース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が11月2日に開催されるのを前に、同大会で優勝経験がある元選手で、アンバサダーのマルセル・キッテルさん(36)が31日に同市立大宮保育園で園児と交流した。

 同保育園では、大会が始まった2013年から記念給食を出してきたが、選手や元選手が訪れたことがないことから交流が実現した。

 子どもたちは、キッテルさんの訪問に大喜び。「好きな食べ物は」「ゴールした時に両手を上げても危なくないの」などと質問を浴びせた。

 キッテルさんの母国・ドイツの料理「ザワークラウト」風サラダなどを入れた記念給食を食べた後、子どもたちはキッテルさんとキッズバイクで交流。「クリテリウムを見に行きたい」などと話した。

 キッテルさんは「幼少時から自転車に慣れ親しむと、乗りこなす力も体力もつく。素晴らしい時間を過ごせてうれしかった」と語った。

 大会の山場となるメインレースは11月2日午後2時55分に開始予定。(岩堀滋)