ワールドシリーズMVPに輝いたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が、右足首の捻挫に加えて肋(ろく)軟骨の骨折を抱えながらプレーしていたと10月31日(日本時間11月1日)、ESPNが報じた。フリーマンは9月26日のパドレス戦で右…
ワールドシリーズMVPに輝いたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が、右足首の捻挫に加えて肋(ろく)軟骨の骨折を抱えながらプレーしていたと10月31日(日本時間11月1日)、ESPNが報じた。
フリーマンは9月26日のパドレス戦で右足首を負傷し、シーズン残り3試合を欠場。ポストシーズンの出場が危ぶまれたが、地区シリーズ第1戦から復帰した。ワールドシリーズでは第1戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放つなど、4試合連続本塁打を記録。ブレーブス時代の21年からワールドシリーズ6戦連発は新記録となった。同シリーズでは打率3割、4本塁打、ワールドシリーズ記録タイの12打点を挙げ、MVPを受賞した。
ESPNによると、フリーマンは地区シリーズが始まる2日前の10月3日の練習で違和感を覚え、翌日のライブBPでスイングした際に強い痛みを感じて地面に倒れ込んだという。自ら起き上がれず、スタッフの助けを借りながらダグアウト横でエックス線検査を受けるも詳細がわからず、夜にMRI検査を受けて第6肋軟骨の骨折が判明。通常なら復帰まで数カ月かかるケガで、父フレッドさんからもプレーを止められたが、治療しながら強行出場を続け、ワールドシリーズで歴史的なパフォーマンスを記録した。