日本水連は31日、都内のホテルで創立100周年の記念祝賀会を行い、スポーツ庁の室伏広治長官や、今夏のパリ五輪男子高飛び込みで日本初の銀メダルの玉井陸斗(JSS宝塚)ら約800人が出席。鈴木大地会長は「これまでの輝かしい歴史に恥じぬよう、こ…
日本水連は31日、都内のホテルで創立100周年の記念祝賀会を行い、スポーツ庁の室伏広治長官や、今夏のパリ五輪男子高飛び込みで日本初の銀メダルの玉井陸斗(JSS宝塚)ら約800人が出席。鈴木大地会長は「これまでの輝かしい歴史に恥じぬよう、これからの100年も大きな決意を持って挑戦を続けたい」と挨拶した。
祝賀会後に取材対応。「これまでの100年を支えていただいた皆様に、感謝です」と改めて語った。水連のロゴを一新するなど新たな門出に、水連のトップとして「五輪の花形種目であると同時に、健康を増進させる効能を伴った唯一無二のスポーツ。この幅広さ、奥深さを皆さんにもご理解いただきながら、水泳界の価値を高めていきたい」とした。
パリ五輪でメダル1個に終わった競泳ニッポンは、梅原孝之前競泳委員長が退任後、後任が決まっていない。鈴木会長は「色々と、裏で。私の得意の“水面下”で動いています」と明かし「ご心配はいらない。みなさんへの発表前に組織としてやらないといけないことがありますので。今、粛々とやっているところです」と、11月中にも決定する見通しを語った。
競泳陣の立て直しについては「皆様から、非常に厳しい意見をちょうだいしている。結果から言うと、その通りだと思います」と鈴木会長。そして「期待の表れだという風に感じている。こう言うと、どこまでお前は前向きなんだと言われるけど、前向きに考えるしかないので。こういう時もあるかと思うけど、引き続き前を向いて上に上がっていきたい」と言葉に力をこめた。