西武のドラフト3位佐伯鶴城高(大分)・狩生聖真投手(17)が30日、球団の指名あいさつを受けた。長い手足から最速150キロを投じる長身右腕。1年秋から登板し、3年夏には県ベスト8。直球の質が良く、伸びしろも十分との声が上がっている。変化球の…
西武のドラフト3位佐伯鶴城高(大分)・狩生聖真投手(17)が30日、球団の指名あいさつを受けた。
長い手足から最速150キロを投じる長身右腕。1年秋から登板し、3年夏には県ベスト8。直球の質が良く、伸びしろも十分との声が上がっている。変化球の質を上げることが今後の課題だが、岳野竜也担当スカウトは「ストレートの質に魅力があり、将来は先発ローテーションの一角を担えるような投手です」と期待を寄せている。
指名あいさつを終えた狩生は「これから埼玉西武ライオンズで野球をしていく準備として、自分の足りない部分の体力面などをしっかりと鍛えていきたいと思います。指名された時はまだ実感が湧かなかったのですが、周りの方々からお声をかけていただく中で少しずつ実感が出てきています。本当に、自分の事をここまで評価していただいて、素直にうれしい気持ちと期待に応えられるようにがんばりたいという気持ちになりました。西口監督は投手として活躍された方で、いろいろな部分を勉強できると思うので多くのことを学んで自分のピッチングにつなげていきたいと思います。小学生の頃から佐伯市で育ってきて、多くの方に支えられてきたので、自分が活躍して佐伯市に勇気や感動を与えられるような選手になりたいです」と語った。