日本相撲協会は28日、大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の新番付を発表した。 照ノ富士(伊勢ケ浜)の一人横綱は変わらず、大関陣は大の里(二所ノ関)の昇進で、琴桜(佐渡ケ嶽)と豊昇龍(立浪)を加えた3人となった。 新入幕は…

 日本相撲協会は28日、大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の新番付を発表した。

 照ノ富士(伊勢ケ浜)の一人横綱は変わらず、大関陣は大の里(二所ノ関)の昇進で、琴桜(佐渡ケ嶽)と豊昇龍(立浪)を加えた3人となった。

 新入幕は2人。獅司(雷)がウクライナ出身としては初の幕内昇進となった。雷部屋からは現師匠の雷親方(元小結・垣添)が昨年2月に入間川部屋を継承してから初めての幕内力士誕生となった。朝紅龍(高砂)は部屋としては17年秋場所の朝乃山以来の新入幕。現師匠の高砂親方(元関脇・朝赤龍)が20年11月に部屋を継承してからは初の幕内力士誕生となった。

 関脇は東に霧島(音羽山)、西に再関脇の大栄翔(追手風)。小結は東に若元春(荒汐)、西に正代(時津風)がついた。ともに返り三役。

 再入幕は千代翔馬(九重)、時疾風(時津風)、尊富士(伊勢ケ浜)の3人だった。