プロバスケットボール男子で2026年に新たに始まる最上位リーグ「Bプレミア」に、佐賀バルーナーズの参入が決まった。現在、Bリーグ1部2季目のバルーナーズは、参入要件のシーズン平均入場者4千人、売上高12億円などを満たし、17日に全国21ク…
プロバスケットボール男子で2026年に新たに始まる最上位リーグ「Bプレミア」に、佐賀バルーナーズの参入が決まった。現在、Bリーグ1部2季目のバルーナーズは、参入要件のシーズン平均入場者4千人、売上高12億円などを満たし、17日に全国21クラブとともに、Bプレミア入りが発表された。
決定を受け、運営会社の田畠寿太郎社長(51)は「ホッとしたと同時に身の引き締まる思い。地方クラブでも上を目指せるところをしっかり描きたい」と意欲をみせた。新リーグは競技成績による昇降格はないが、厳しい運営面の基準がある。バルーナーズはSAGAアリーナ(佐賀市)を本拠とした昨季、平均5061人の観客を集めた。田畠社長は「素晴らしいハードだが、まだまだ、アリーナの魅力を使いこなせていない。佐賀の皆さんに喜んでもらえるような、エンターテインメント感や地域とのコミュニケーションを成長させていかなければ」と今後を見据えた。
チームは今季、4勝2敗とまずまずのスタートを切った。宮永雄太ヘッドコーチ(43)は「佐賀のスタイルで、ビッグクラブを倒すのが我々の使命。まずは今季、(勝率)6割以上にターゲットを置き、プレミアへつなげていきたい」と話した。(森田博志)