「JERA CSセ・ファイナルS・第6戦、巨人2-3DeNA」(21日、東京ドーム) DeNAが大激戦を制し、通算4勝3敗で2017年に続くリーグ3位から下剋上でのCS突破を果たした。2007年からのCSでシーズン2、3位球団の突破は今回…

 「JERA CSセ・ファイナルS・第6戦、巨人2-3DeNA」(21日、東京ドーム)

 DeNAが大激戦を制し、通算4勝3敗で2017年に続くリーグ3位から下剋上でのCS突破を果たした。2007年からのCSでシーズン2、3位球団の突破は今回で7例目。過去6例の内、日本一となった例は4度あり、約66・7%となる。なお、シーズン3位からの突破は2010年・ロッテ、2017年・DeNAに次いで今回が3例目。DeNAは最多2度目となった。

 CS下克上突破球団と日本シリーズの結果は以下の通り。

2007年・中日(シーズン2位)=日本一、相手は日本ハム

2010年・ロッテ(シーズン3位)=日本一、相手は中日

2014年・阪神(シーズン2位)=敗退、相手はソフトバンク

2017年・DeNA(シーズン3位)=敗退、相手はソフトバンク

2018年・ソフトバンク(シーズン2位)=日本一、相手は広島

2019年・ソフトバンク(シーズン2位)=日本一、相手は巨人

 また、DeNAは、日本シリーズ歴代出場球団の中で、最低シーズン勝率での出場となる。DeNAの今季レギュラーシーズンは71勝69敗3分けで勝率・507。これまでは1975年の阪急で勝率・520(64勝59敗7分け)だった。

 なお、この年のパ・リーグは前後期制で前期優勝の阪急と後期優勝の近鉄がプレーオフでリーグ優勝を争った。阪急の勝率・520は通年成績。

 一方、これまでのセ・リーグ球団では73年・巨人(66勝60敗4分け=シーズン1位)と14年・阪神(75勝68敗1分け=シーズン2位)で共に勝率・524となっていた。