<関西学生野球秋季リーグ:関学大8-6京大>◇20日◇第7節◇2回戦◇わかさスタジアム京都関学大が9回の逆転劇で京大に連勝し、2季連続17回目の優勝を果たした。同大学の春秋連覇は65年ぶりで1982年(昭57)の新リーグ発足後初の偉業だ。初…

<関西学生野球秋季リーグ:関学大8-6京大>◇20日◇第7節◇2回戦◇わかさスタジアム京都

関学大が9回の逆転劇で京大に連勝し、2季連続17回目の優勝を果たした。同大学の春秋連覇は65年ぶりで1982年(昭57)の新リーグ発足後初の偉業だ。

初回に5点を失ったが、2回以降に追い上げた。2点を追う9回無死一、二塁で主将の小川将信内野手(4年=筑陽学園)の内野安打に敵失が絡んで1点を返し、さらに1死満塁で代打・山畑陸内野手(4年=健大高崎)が適時三塁打で逆転した。

今年から月に1回全体会議を行う。3軍制で200人近い部内で直接の話し合いがないことを疑問に思った小川と浪江麟太郎学生コーチ(4年=川越東)の発案で開始。「応援されるチームに」を合言葉に作戦のほか、あいさつや練習場内のごみ拾いなど整理整頓を徹底。意識改革に力を入れ、チームの団結力が増した。本荘雅章監督(53)は大所帯を率いた小川を「人柄やひたむきさが、連覇にふさわしいキャプテン」とねぎらった。【中島麗】