◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)前半第4節 ペルージャ 3(19―25、25―15、25―16、25―18)1 チステルナ(20日、イタリア・ペルージャ、パラバルトン) 男子日本代表の石川祐希が所属するペルージャは、ホームで…

◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)前半第4節 ペルージャ 3(19―25、25―15、25―16、25―18)1 チステルナ(20日、イタリア・ペルージャ、パラバルトン)

 男子日本代表の石川祐希が所属するペルージャは、ホームでセットカウント3―1でチステルナを下し、開幕4連勝を飾った。石川は第1セット途中でオレク・プロトニツキ(ウクライナ)に代わって出場し、1得点。第1セット中盤にプロトニツキが石川と交代でコートに戻り、ワシム・ベンタラが最多21得点、プロトニツキが20得点で貢献した。

 試合後に取材に応じたプロトニツキは「チームとしていい試合ができたよ。みんなが団結していい試合をしたと思う。チーム内のムードがとてもいい状態だ。成長するために、このチャンスを生かせたかな」と、満足げに振り返った。

 今季は石川の加入でアウトサイドヒッターのポジション争いがし烈だ。ライバル同士、互いの関係性については「ユーキとは、とてもいい関係だよ。ブラボー(素晴らしい)な青年だ。いつも礼儀正しくて、いつも落ち着いている」と信頼を口にした。「(2人では)普段、イタリア語で話しているよ。僕よりイタリア生活が長いから、イタリア語が上手だね」と、笑顔で印象を語った。

 前半第5節は、27日(日本時間28日未明)に敵地でトレンティーノと対戦する。リーグ開幕前のイタリア杯では決勝で対戦し、フルセットでペルージャが優勝。石川がチーム最多20得点でMVPに輝いている。