日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、トーナメント特別保障制度が適用されていたツアー通算18勝の大山志保(大和ハウス工業)の復帰を承認したと発表した。同選手より復帰届が提出され、トーナメント事業部会で審議をして決まった。 復帰競技…

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、トーナメント特別保障制度が適用されていたツアー通算18勝の大山志保(大和ハウス工業)の復帰を承認したと発表した。同選手より復帰届が提出され、トーナメント事業部会で審議をして決まった。

 復帰競技は11月8日開幕の伊藤園レディス(千葉)で、保障競技数は伊藤園レディスと翌週の大王製紙エリエールレディス(愛媛)の2試合。47歳の大山は、22年6月アース・モンダミンカップ以来のツアー復帰となる。

 ◆JLPGAが発表した大山が2025年度のトーナメント出場資格を獲得する条件

 〈1〉伊藤園レディスまたは大王製紙エリエールレディスで優勝した場合、25年度シード権が付与される

 〈2〉伊藤園レディス、大王製紙エリエールレディスで獲得したメルセデス・ポイントが24年度ポイントランク上位50位以内であれば、25年度シード権が付与される

 〈3〉伊藤園レディスと大王製紙エリエールレディスで獲得したメルセデス・ポイントが24年度ポイントランク51~55位であれば、25年度前半戦出場権(第1回リランキングまで)が付与される

 〈4〉25年度のシード権、前半戦出場権を獲得できず、QTファイナルステージに出場した場合、QTランキングに基づき、25年度トーナメントの出場資格が付与される

 〈5〉QTファイナルステージに出場しない場合、「TP特別登録」の登録区分で年間最大8試合の主催者推薦を受けることができる

 ※ただし〈2〉、〈3〉は保障競技の2試合いずれかで優勝しないと到達できない