◆プロバスケットボール ▽りそなB1リーグ・第3節 宇都宮76-72仙台89ERS(19日・カメイアリーナ仙台) 仙台89ERSはホームで宇都宮に72―76で惜敗。開幕から5連敗を喫した。 72―72の第4クオーター残り21秒、宇都宮PGニ…

◆プロバスケットボール ▽りそなB1リーグ・第3節 宇都宮76-72仙台89ERS(19日・カメイアリーナ仙台)

 仙台89ERSはホームで宇都宮に72―76で惜敗。開幕から5連敗を喫した。

 72―72の第4クオーター残り21秒、宇都宮PGニュービルが放った3ポイントシュートは弧を描いてリングに吸い込まれた。会場は一瞬にして静寂につつまれた。それでも昨年の東地区王者を相手に接戦を繰り広げたPG青木保憲主将(29)は「宇都宮さんはリーグトップの力のあるチームであることは僕たちもファンの皆さんも分かっている。これだけ戦えているのは(成績が)証明している。下を向く必要はない」と前を向いた。

 連敗中だが明るい材料もある。クラブは26年から新設されるBプレミアに参入することが決定し、この日も会場に5019人が集まった。背番号14は「Bプレミア参入はクラブとして目標にしていたこと。僕個人としてはやることは変わらないけど、いろんな人の支えや努力を胸に置きながらプレーしたい」。やることはブースターに勝利を届けること。初勝利をつかむためにも果敢に攻め込んでいく。(太田 和樹)