「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、メッツ-ドジャース」(18日、ニューヨーク) ドジャースの大谷翔平選手は初回の第1打席で右前打を放って出塁した。 スタンドからブーイングがわき起こる中、左腕・ピーターソンが投じた初球のスライダーを見逃すと敵…

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、メッツ-ドジャース」(18日、ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平選手は初回の第1打席で右前打を放って出塁した。

 スタンドからブーイングがわき起こる中、左腕・ピーターソンが投じた初球のスライダーを見逃すと敵地は大歓声。2球目のスライダーには手を出さず平行カウントに。3球目のツーシームは見送って追い込まれた。

 ここでニューヨークのファンは総立ちに。4球目の内角ツーシームは辛うじてよけた。5球目も見極めフルカウントに。6球目のスライダーをしっかり捉えると、打球は二遊間を抜けた。

 3試合連続安打をマークすると、続くベッツは右翼への二塁打。無死二、三塁と好機を広げたが、T・ヘルナンデスは遊ゴロ。フリーマンの痛烈な打球は一塁正面を突いた。エドマンは高めのストレートに空振り三振。まさかの無得点に終わった。

 ここまで大谷はポストシーズンで打率・235ながら、第3戦でダメ押しの一発を放つと、第4戦では初回に右翼へ先頭打者アーチをたたき込んでいた。