男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は17日にシングルス2回戦が行われ、39歳で世界ランク217位のS・ワウリンカ(スイス)が同64位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペ…

男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は17日にシングルス2回戦が行われ、39歳で世界ランク217位のS・ワウリンカ(スイス)が同64位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-4, 3-6, 7-5のフルセットで下し、同大会史上最年長のベスト8進出となった。
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両者は今回が初の顔合わせ。
第1セット、両者キープが続く展開となったが第7ゲームでワウリンカはラブゲームでのブレークに成功し、そのまま1度もブレークポイントを与えることなく第10ゲームで3度目のセットポイントを取り切り先行。
第2セット、ダビドビッチ フォキナのファーストサービス時のポイント獲得率が89パーセントと好調なサーブに、ワウリンカは苦しむ展開となった。第8ゲームで初めてブレークポイントを与えてしまい、このゲームでブレークを許してしまう。結果としてワウリンカは第2セットを落とし、ファイナルセットに突入した。
ファイナルセットでは、ワウリンカは第1ゲームでいきなりブレークを許したものの、第4ゲームでブレークバックに成功。その後、両者は1度ずつブレークを奪い合う展開となった。迎えた第12ゲーム、3度目のデュースでワウリンカがマッチポイントを握る。最後はダビドビッチ フォキナの強烈なサーブに対し、前に出てきたダビドビッチ フォキナの足元に丁寧に沈めてミスを誘い、2時間12分の激戦を制した。
男子テニス協会のATP公式サイトには試合後のワウリンカのコメントが掲載されている。
「この試合を突破できて本当に嬉しい。今日はタフな相手だったが、レベルも良く、ここで2試合勝てたのは素晴らしいこと。満員の会場で、素晴らしい雰囲気だった。みんな、大きな声援をありがとう」
ワウリンカは準々決勝で第1シードのA・ルブレフと対戦する。
今大会では上位4シードが1回戦免除のため、ルブレフの初戦は2回戦となった。ルブレフは2回戦で世界ランク70位のA・ミュレール(フランス)を下しての勝ち上がり。

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