<秋季高校野球北海道大会:北海11-1函館中部>◇18日◇2回戦◇大和ハウスプレミストドーム大会2連覇を狙う北海が、創部1899年(明32)の伝統校・函館中部を6回コールドで下し、快勝発進した。初回、先頭打者の桜井悠也内野手(2年)が左中間…

<秋季高校野球北海道大会:北海11-1函館中部>◇18日◇2回戦◇大和ハウスプレミストドーム

大会2連覇を狙う北海が、創部1899年(明32)の伝統校・函館中部を6回コールドで下し、快勝発進した。初回、先頭打者の桜井悠也内野手(2年)が左中間を破る三塁打で出塁すると、2番・三沢拓己内野手(1年)がスクイズを決めて先制。その後、押し出し四球で1点を奪い、続く1死満塁で7番・今皓大外野手(2年)が走者一掃の左翼線3点適時二塁打。打者10人で一挙6点を奪い、試合を優位に進めた。

今外野手は、昨秋に捕手でベンチ入りしたが、ボールの投げ過ぎが原因とされる右肩関節唇損傷とベネット病変による激痛が続き、今春のセンバツではボールボーイを務めた。4月下旬に手術・入院し、約3カ月のリハビリを経て、グラウンドに戻ってきた。高校入学後、初スタメンで3打数3安打3打点の結果を出し「チームで一番打てる自信はあります」と今。来春のセンバツでは必ず背番号を勝ち取る。