バレーボール国内最高峰の新リーグ「大同生命SVリーグ」が開幕し、女子のSAGA久光スプリングスは連勝で好スタートを切った。13、14日に久留米アリーナ(福岡県久留米市)でKUROBEアクアフェアリーズと対戦。開幕戦はストレート勝ち、2戦目…

 バレーボール国内最高峰の新リーグ「大同生命SVリーグ」が開幕し、女子のSAGA久光スプリングスは連勝で好スタートを切った。13、14日に久留米アリーナ(福岡県久留米市)でKUROBEアクアフェアリーズと対戦。開幕戦はストレート勝ち、2戦目は逆転で制した。

 14日はKUROBEに2セット先取されたが、3セットを奪い返した。追い込まれた第3セットから起用された深沢めぐみ選手(21)は、アタックに加えブロックでも貢献。「誰一人あきらめる気持ちがなく、最後勝ちきれたことにつながった」と振り返った。新リーグは原則、週末に同じチームとの連戦になる。酒井新悟監督は「メンバーや戦術を変えてくる相手に、うまく対応できた。もっともっと皆さんに喜んでもらえるようにやる」と話した。

 「SVリーグ」は世界最高峰のプロリーグをめざし、女子は14チームが参加。鳥栖市がホームタウンのスプリングスは、チーム名に新たに「SAGA」を加え、初代女王をめざす。この後、アウェーが3カード続き、11月に神戸市でホーム試合の後、同16、17日にSAGAアリーナ(佐賀市)での今季初戦を迎える。(森田博志)