「CSパ・ファイナルS・第2戦、ソフトバンク7-2日本ハム」(17日、みずほペイペイドーム) 日本ハムが連敗し、崖っぷちに追い込まれた。 先発の加藤貴が誤算だった。中4日で登板した左腕だったが、1点リードの初回にいきなり逆転を許す形に。2…

 「CSパ・ファイナルS・第2戦、ソフトバンク7-2日本ハム」(17日、みずほペイペイドーム)

 日本ハムが連敗し、崖っぷちに追い込まれた。

 先発の加藤貴が誤算だった。中4日で登板した左腕だったが、1点リードの初回にいきなり逆転を許す形に。2死二塁から山川に左前適時打を許し、近藤には勝ち越しの2ランを献上した。さらに、二回は1死三塁から周東に右犠飛を打たれ、ここで新庄監督は加藤貴を諦め、生田目を投入した。

 今季、ソフトバンクは4試合に登板し、0勝3敗、防御率4・79と分が悪い相手だった。「大事な一戦でふがいない投球をしてしまいチームに申し訳ないです」と猛省した。

 打線は初回に1番・万波が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁し、続く清宮が右中間へ先制の適時二塁打をマーク。最高の形で先取点を奪取し、2点を追った二回も松本剛の犠飛で2点目を奪ったが、三回以降はスコアボードに「0」が並ぶ展開。対照的にソフトバンクは序盤、中盤と得点を重ね、点差が広がっていった。

 引き分け以下で終戦が決定する第3戦。全員で一丸となり、奇跡の逆転進出を演出したい。