<秋季高校野球北海道大会:駒大苫小牧2-1士別翔雲>◇17日◇1回戦◇大和ハウスプレミストドーム7年ぶりの優勝を目指す駒大苫小牧が2年連続で初戦を突破した。先発した背番号1の左腕、寺田七将(ななと、2年)が4安打15奪三振1失点で公式戦初完…

<秋季高校野球北海道大会:駒大苫小牧2-1士別翔雲>◇17日◇1回戦◇大和ハウスプレミストドーム

7年ぶりの優勝を目指す駒大苫小牧が2年連続で初戦を突破した。先発した背番号1の左腕、寺田七将(ななと、2年)が4安打15奪三振1失点で公式戦初完投勝利を挙げた。8回まで無失点。9回に1点を返され、なお2死一塁も最後の打者を三振に打ち取ると、ホッとした表情を浮かべた。「自分が最後投げ抜こうという気持ちがあった。あっという間に終わった」と振り返った。

東京都世田谷区出身。練習見学の際、雰囲気と環境にひかれて「自分もこういう場所で野球がしたい」と入学した。入学時は体脂肪率20%だったが、現在は13%まで落とし、筋肉量を増やした。今秋からエースナンバーを背負う。「5試合戦って、全部完投できるような、それぐらいの勢いで投げ抜こうと思っています」と頂点だけを見据えていた。