右中間席中段へ運んだ佐野「先頭打者としてまず塁に出ることを意識」■DeNA 2ー0 巨人(16日・東京ドーム) DeNAは16日、東京ドームで行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)、ファイナルステージ第1戦に2-0で勝利した。先発し…

右中間席中段へ運んだ佐野「先頭打者としてまず塁に出ることを意識」

■DeNA 2ー0 巨人(16日・東京ドーム)

 DeNAは16日、東京ドームで行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)、ファイナルステージ第1戦に2-0で勝利した。先発したアンソニー・ケイ投手が6回1安打無失点の好投で、巨人の1勝のアドバンテージを含めて対戦成績をタイとした。

 阪神とのファーストステージを2連勝で勝ち上がった勢いを見せつけた。3回無死から佐野が戸郷の変化球を完璧に捉えて右中間席中段まで運ぶ先制ソロ。ファーストステージ2試合で打率.444(9打数4安打)、1本塁打、3打点と当たっていた背番号7が、“2試合連発”に右手を突き上げた。「先頭打者としてまずは塁に出ることを意識していましたが、最高の結果になり良かったデスターシャ」と笑顔を見せた。

 ケイは初回2死一、二塁のピンチから大城卓を三ゴロで切り抜けると、その後も快調にアウトを積み重ねた。5回2死から門脇の左前打でこの日初安打を許す。それでも2死二、三塁から丸を一ゴロに打ち取り雄叫びをあげた。

 7回1死一、三塁からは代打で登場した筒香が高梨のスライダーを技ありで左前に運び貴重な追加点。守護神の森原がベンチを外れる中、8回は昨季限りで巨人を戦力外となり加入した堀岡が1回を無失点に抑えた。9回は伊勢が締め、リードを守り切った。(Full-Count編集部)