米国で最も伝統のあるボクシング専門メディア「ザ・リング」は15日(日本時間16日)までに、パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)の最新ランキング(10月14日付)を発表した。先月3日にTJ・ドヘニー(アイルラ…

 米国で最も伝統のあるボクシング専門メディア「ザ・リング」は15日(日本時間16日)までに、パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)の最新ランキング(10月14日付)を発表した。先月3日にTJ・ドヘニー(アイルランド)を7回TKOで下したスーパーバンタム級(55・3キロ以下)の世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は2位をキープした。14日にWBC世界バンタム級(53・5キロ以下)2度目の防衛戦で、ペッチ・ソー・チットパッタナ(フィリピン)に6回TKO勝ちした王者・中谷潤人(M・T)も前回と同じ9位だった。

 1位はWBA&WBO世界ヘビー級スーパー王者でWBC世界同級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)。3位はWBA世界スーパーウエルター級(69・8キロ以下)でWBO世界同級暫定王者&WBC世界ウエルター級(66・6キロ以下)休養王者テレンス・クロフォード(米国)。4位に12日(日本時間13日)にドミトリー・ビボル(ロシア)を判定で下し、ライトヘビー級(79・3キロ以下)4団体統一を果たしたアルトゥール・ベテルビエフ(ロシア)が前回の6位から5位に2ランクアップ。敗れたビボルも7位から5位に上がった。

 世界3団体スーパーミドル級(76・2キロ以下)統一王者の”カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)は4位から6位に下がった。

 10月14日付のPFPランキングは以下の通り。

(1)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)

(2)井上尚弥(大橋)

(3)テレンス・クロフォード(米国)

(4)アルトゥール・ベテルビエフ(ロシア、WBA、WBC、IBF、WBO世界ライトヘビー級統一王者)

(5)ドミトリー・ビボル(ロシア、前WBA世界ライトヘビー級スーパー王者)

(6)サウル・アルバレス(メキシコ)

(7)ジェシー・ロドリゲス(米国/帝拳、WBC世界スーパーフライ級正規王者)

(8)ジャーボンテイ・デービス(米国、WBA世界ライト級正規王者)

(9)中谷潤人(M・T)

(10)デビン・ヘイニー(米国、WBC世界スーパーライト級休養王者)