陸上のGMOインターネットグループ(GMO)は11日、2020年箱根駅伝で優勝した青学大で主将を務めた鈴木塁人(たかと、27)が加入したことを正式発表した。 鈴木は9月28日に東京・町田市立陸上競技場で行われた絆記録挑戦会の男子5000メ…

 陸上のGMOインターネットグループ(GMO)は11日、2020年箱根駅伝で優勝した青学大で主将を務めた鈴木塁人(たかと、27)が加入したことを正式発表した。

 鈴木は9月28日に東京・町田市立陸上競技場で行われた絆記録挑戦会の男子5000メートルにGMOのユニホームで出場し、13分56秒28で走破している。「まだ練習を再開して間もないので、14分くらいが目標でしたが、思った以上に走れました。これから、状態をもっと上げていきます。6月には結婚もしましたので、社会人として、もう一段階、上に行くために心機一転、頑張ります」と充実した表情で話していた。

 鈴木は明るいキャラクターでチームに勢いをつける走りが持ち味。20年春に青学大を卒業した後、SGホールディングスに入社。今年の9月に退社した。その後、複数の実業団チームからオファーを受けた中で、青学大時代の恩師の原晋監督(57)がEKIDENダイレクターを務めるGMOへの加入を決断。今後、青学大時代の同期でもある吉田祐也や青学大の学生と一緒に練習を行う。

 鈴木はチームを通じて「この度、新しくチームに加入することになりました鈴木塁人です。所縁のあるチームメイトと環境で、さらに競技力向上や社会人としてスキルアップしていきたい所存です。GMOインターネットグループのパートナーの皆さんをはじめ、たくさんの方々に応援していただけるように精いっぱい走ります。応援よろしくお願いいたします」とコメントした。