大相撲の秋巡業が8日、富山・魚津市で行われた。新大関・大の里(二所ノ関)は千葉・柏市での巡業以来5日ぶりに相撲を取る稽古は行わず、ぶつかりで幕内・宇良(木瀬)に胸を出した。また花道で付け人相手にてっぽうを行うなど、基礎運動を中心に調整した…

 大相撲の秋巡業が8日、富山・魚津市で行われた。新大関・大の里(二所ノ関)は千葉・柏市での巡業以来5日ぶりに相撲を取る稽古は行わず、ぶつかりで幕内・宇良(木瀬)に胸を出した。また花道で付け人相手にてっぽうを行うなど、基礎運動を中心に調整した。

 石川・津幡町出身。この日で6日の金沢市、7日の富山・高岡市に続く北陸での巡業を終えた。さらに魚津市は中高6年間を過ごした新潟・糸魚川市から約50キロと近いこともあり、大きな拍手を浴びた。「北陸での応援はすごかった」と感謝。九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)へ向け「北陸は相撲熱があった。九州に向けてパワーをもらいました」と連続優勝へ英気を養ったようだ。