【大阪】パリ・パラリンピックの卓球女子シングルス(知的障害)で、金メダルを獲得した和田なつき選手の祝勝会が7日、地元の松原市役所で開かれた。市職員ら100人が、拍手で祝った。 和田選手は「これが終わりではなく、始まりです。2年後の世界選手…
【大阪】パリ・パラリンピックの卓球女子シングルス(知的障害)で、金メダルを獲得した和田なつき選手の祝勝会が7日、地元の松原市役所で開かれた。市職員ら100人が、拍手で祝った。
和田選手は「これが終わりではなく、始まりです。2年後の世界選手権、そしてロサンゼルスであるパラリンピックでメダルをつかむよう頑張ります」とあいさつした。そして、卓球は友だちであり、人生でもあると語った。
「もし卓球がなかったら、私は外に出られていないし、世界も行けていません」
そのうえで、和田選手は「毎日の応援、時差がある中でのライブ配信での応援、本当にありがとうございました。幸せです」と、地元からの声援に感謝の言葉を述べた。
祝勝会が終わった後、澤井宏文市長は「金メダルをとってよかったね、で終わらせてはならない。障がいがある方々の社会参加への理解を広げたい」と語った。(編集委員・中島隆)