「フェニックス・リーグ、巨人1-1阪神」(7日、生目の杜運動公園第2野球場) 巨人の阿部慎之助監督(45)が、CSファイナルSを前に阪神を警戒した。 今季は12勝12敗、1分けの対戦成績。6日には岡田監督の退任が正式発表され「オリックスと…

 「フェニックス・リーグ、巨人1-1阪神」(7日、生目の杜運動公園第2野球場)

 巨人の阿部慎之助監督(45)が、CSファイナルSを前に阪神を警戒した。

 今季は12勝12敗、1分けの対戦成績。6日には岡田監督の退任が正式発表され「オリックスと阪神かな。いろんなところで監督もされた方なので」と敬意を表しつつ、「CSでも戦わなければいけないので」と警戒心を強める。

 当然、ファーストSで戦う阪神、DeNAについて「どっちが上がってきても、やることは一緒」と準備に抜かりはないが、阪神は昨季のリーグ王者で今季も互角の戦いだっただけに「一つアドバンテージがあるとは言え…五分だったしね、シーズンも。なかなか厳しい戦いになってくると思うので、それに備えるしかない」と気を引き締めた。

 この日はみやざきフェニックス・リーグ・阪神戦(生目第2)を視察。1軍メンバーから参加している中山が2安打。自ら要望して帯同させたモンテスも中前打を放った。浅野、秋広ら若手野手に、投手では先発した高橋礼が3回無失点と好投。大江、今村、伊藤らリリーフも安定感が光った。阿部監督は「(ここにいる)全員にチャンスがある。しっかりアピールしてほしいですね」と、“ミスター・オクトーバー”の出現を願った。