フランクフルトは4日、スウェーデン代表MFヒューゴ・ラーション(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 加入1年目の鮮烈な活躍によって、現在はバイエルン、アーセナル、リバプールといったビッグクラブの関心も伝えられ…

フランクフルトは4日、スウェーデン代表MFヒューゴ・ラーション(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。

加入1年目の鮮烈な活躍によって、現在はバイエルン、アーセナル、リバプールといったビッグクラブの関心も伝えられる中、クラブは加入時に結んだ2028年までの現行契約の条件を大幅に改善した5年契約をオファーした。

その新契約にサインした20歳MFは「今日は僕と家族にとって素晴らしく幸せな日だ」と満足感を示している。

「アイントラハトが早期契約延長のオファーを掲示してくれたとき、僕はすぐにそれを受け入れたいと思ったんだ。クラブと街にとても馴染んでいると感じているし、初日から大きな信頼を感じていた。フランクフルトでの最初の年は素晴らしかった。これから何年も鷲のマークを背負ってプレーできることを楽しみにしているよ」

母国屈指の名門マルメの下部組織で育ったラーションは、187cmと大柄ながらスピードに優れ、非常に敏捷性に長けた守備的MF。2022年2月のスウェーデンカップ決勝のハマービーIF戦に17歳ながらフル出場しファーストチームデビューを飾ると、同年4月のエルフスボリ戦でリーグ戦デビュー。

また、各年代のスウェーデン代表にも選出されてきたエリートは、昨年1月に行われたフィンランド代表との国際親善試合でA代表デビューを果たし、2022年のスウェーデン年間最優秀若手選手賞にも輝いた。

フランクフルトでは加入1年目に公式戦38試合2ゴール2アシストの数字を残すと、今シーズンここまでは公式戦8試合2ゴール1アシストと、早くも昨季の数字を大きく塗り替える勢いを見せている。