<ナ・リーグ地区シリーズ:フィリーズ-メッツ>◇第1戦◇5日(日本時間6日)◇シチズンズバンクパークポストシーズン初登板初先発のメッツ千賀滉大投手は2回1失点で降板した。1回裏、1番シュワバーにカウント1-1から3球目の155キロ直球を先頭…

<ナ・リーグ地区シリーズ:フィリーズ-メッツ>◇第1戦◇5日(日本時間6日)◇シチズンズバンクパーク

ポストシーズン初登板初先発のメッツ千賀滉大投手は2回1失点で降板した。

1回裏、1番シュワバーにカウント1-1から3球目の155キロ直球を先頭打者本塁打された。それでもその後は無安打1四球に抑え3三振を奪った。

2回、31球を投げ1安打1失点1四球3三振だった。

故障明けのぶっつけ本番でのポストシーズン初登板だった。メジャー2年目の今季は、キャンプ中に右肩を痛め、開幕以来、リハビリに専念。7月26日のブレーブス戦で復帰したものの、6回途中、左ふくらはぎを痛め、途中交代。その後は、ポストシーズンでの復帰を目指して調整を続けてきた。今季は、わずか1試合、5回1/3を投げて2安打2失点9奪三振。1勝0敗、防御率3・38。それでも、首脳陣の信頼は強固で地区シリーズ初戦先発を任された。千賀は前日会見で「どのタイミングでも、お前が投げられる状態をつくれるなら、こっちは使うよと言ってくれていた。10球で終わりと言われたら10球。200球と言われたら200球。ただ、それだけだと思います」と話し、初体験となるマウンドへ向かった。