みやざきフェニックス・リーグの開幕となる7日・巨人戦(生目第二)で先発する阪神・伊藤将司投手(28)が5日、ポストシーズンでの1軍昇格へアピールを誓った。 昨季は10勝5敗、防御率2・39でリーグV&日本一に貢献したが、今季は4勝5敗、同…

 みやざきフェニックス・リーグの開幕となる7日・巨人戦(生目第二)で先発する阪神・伊藤将司投手(28)が5日、ポストシーズンでの1軍昇格へアピールを誓った。

 昨季は10勝5敗、防御率2・39でリーグV&日本一に貢献したが、今季は4勝5敗、同4・62。2軍降格、中継ぎ配置転換など苦しんだ。「最後までアピールして常に準備しておきたい」。内容も結果も求めてマウンドに上がる決意を示した。

 チームはCSファイナルSに進出すれば巨人と対戦する。7日の巨人は主力が出場するかは未定だが、対戦があれば「いろんなものを試せると思う」と意気込む。和田2軍監督も「将司の場合は自分の状態を良くして、声がかかるのを待つというね。そういう立場なんで」と奮起を期待した。

 9月23日のウエスタン・ソフトバンク戦では最速144キロを計測。この日は鳴尾浜で練習し「最近140(キロ超が)出るようになってきた。去年と比べてズレがあったんで、そこを修正して今出るようになってきた」と手応えを口にした左腕。レギュラーシーズンの鬱憤(うっぷん)を晴らす快投で1軍からの連絡を待つ。