大谷翔平選手(30)と山本由伸投手(26)が所属するドジャースが5日(日本時間6日)、本拠地ドジャースタジアムでダルビッシュ有(38)、松井裕樹(28)両投手を擁するパドレスと地区シリーズ第1戦を戦う。「1番・指名打者」で出場見込みの大谷…

 大谷翔平選手(30)と山本由伸投手(26)が所属するドジャースが5日(日本時間6日)、本拠地ドジャースタジアムでダルビッシュ有(38)、松井裕樹(28)両投手を擁するパドレスと地区シリーズ第1戦を戦う。「1番・指名打者」で出場見込みの大谷と、急きょ「開幕投手」に指名された山本は本番前日の4日(同5日)に記者会見し、意気込みを語った。

 第1戦に先発する山本は気合十分に決意を語った。当初は2戦目に先発予定だったが、前日3日の練習前に登板日の変更を告げられたという。右腕は「初戦は流れを左右するのが大きいと思う。責任を持って全力で投げたい」と意気込んだ。

 メジャー1年目で初のポストシーズンゲームに臨む。シーズン中盤に右肩腱板の損傷で離脱したが最終盤に復帰し、9月29日のロッキーズ戦では5回を2失点にまとめ、7勝目を挙げた。

 「感覚的にはすごくいい。9月に4試合登板し、試合での感覚や細かいところもいいものが出てきている。自信を持ってマウンドに上がれる」

 相手は同地区のパドレスで、首位打者のアラエス、強打のマチャドやタティスらが控える。「すごくいい打者がたくさんいるのも、すごくいいチームなのも分かっている。とにかく全力で頑張る」。大谷と共に世界の頂点へ駆け上がる。